ZeroLAG MAは価格への追従度を高めた移動平均線です。一般的なEMAやLWMAよりも価格に対する反応が強く、トレンドの転換が早いのが特徴です。
ZeroLAG-MAは、2倍したEMAの値からEMAの2重平均値を引いたものです。
ZeroLAG-MAは、2倍したEMAの値からEMAの2重平均値を引いたものです。
計算式は以下のようになります。
ZeroLAG-MA = EMA*2 - EMA(EMA)
2本のEMAの相対変化量を元のEMAに加えることにより、EMAよりも価格変化への追従度を強めています。そのため、ZeroLAG-MAはトレンドの転換スピードが早く、一般的な移動平均線よりもトレンド転換のサインが早めに出る特徴があります。
欠点は長期トレンドを見る指標としては上手く機能しないことです。価格変化に対する反応が強すぎるあまり、100日、200日線であってもトレンドの転換頻度が高くなってしまいます。
nZL_MA_Period
ZeroLAG_MAの期間を設定します。
nZL_MA_Method
移動平均線の線種を 0 ~ 3の数字で設定します。線種は以下の4種から選びます。
0 = SMA(単純移動平均線)
1 = EMA(指数平滑移動平均線)
2 = SMMA(平滑移動平均線)
3 = LWMA(加重移動平均線)
MA_Applied_Price
移動平均線の計算に用いる価格を 0 ~ 6の数字で設定します。
0 = Close 1 = Open 2 = High 3 = Low
nZL_MA_SmPeriod
先に設定した移動平均線を更に平均化する際の、計算期間を設定します。値を1とすると通常のEMAが表示されます。
nZL_MA_SmMethod
nZL_MA_Methodと同様です。
欠点は長期トレンドを見る指標としては上手く機能しないことです。価格変化に対する反応が強すぎるあまり、100日、200日線であってもトレンドの転換頻度が高くなってしまいます。
ZeroLAG-MAは、トレンド転換の早さを活かしたシグナルとして用いるのが良さそうですが、このインジケーターの上位互換にHMA(ハル移動平均線)という移動平均線があります。興味のある方は、リンク先のページで確認して見て下さい。
パラメータの設定
nZL_MA_Period
ZeroLAG_MAの期間を設定します。
nZL_MA_Method
移動平均線の線種を 0 ~ 3の数字で設定します。線種は以下の4種から選びます。
0 = SMA(単純移動平均線)
1 = EMA(指数平滑移動平均線)
2 = SMMA(平滑移動平均線)
3 = LWMA(加重移動平均線)
MA_Applied_Price
移動平均線の計算に用いる価格を 0 ~ 6の数字で設定します。
0 = Close 1 = Open 2 = High 3 = Low
nZL_MA_SmPeriod
先に設定した移動平均線を更に平均化する際の、計算期間を設定します。値を1とすると通常のEMAが表示されます。
nZL_MA_SmMethod
nZL_MA_Methodと同様です。
nZL_MA_Shift
MAを左右へシフトします。正の値で右シフト、負の値で左にシフトします。
青いラインはEMA、黄色いラインはEhler's-iTrend、赤いラインはZeroLAG-MAです。
ZeroLAG-MAはトレンドが出現するとEhler's-iTrendの動きに近くなり、揉み合いになるとEMAの動きに若干近くなります。
インジケーターのダウンロードはこちら
ZeroLAG-MA.mq4
関連記事:ZeroLAG-MACD HMA(ハル移動平均線)
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MAを左右へシフトします。正の値で右シフト、負の値で左にシフトします。
青いラインはEMA、黄色いラインはEhler's-iTrend、赤いラインはZeroLAG-MAです。
ZeroLAG-MAはトレンドが出現するとEhler's-iTrendの動きに近くなり、揉み合いになるとEMAの動きに若干近くなります。
インジケーターのダウンロードはこちら
ZeroLAG-MA.mq4
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