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MTF-MA_Si_v2 (マルチタイムフレーム移動平均線)

 MTF-MA_Si_v2MTF-MA_Siを改良したものです。


主な変更点は移動平均線を更に平均化できるようにした点です。また、マルチタイムフレーム移動平均線は、滑らかなスロープ状での表示が可能です。

MTF-MA_Si_v2は、アラート等の余計なものは必要無いといった方向けのMAです。

表示の一部に不具合があったので修正しました。(2022/2/25)


上図では5分足のチャートに1時間足のMTF-MAを2本表示しています。通常のMTF-MAは階段状で描画されますが、MTF-MA_Si_v2では、MAをスロープ状に描画することが可能です。

階段状の場合はトレンドの変化に応じて2色表示、スロープ状の場合は1色で表示されます。



通常のMAは任意の期間の終値を平均化します。MTF-MA_Si_v2では平均化されたMAを更に平均化できるようにしました。平均化を2回行うメリットは、トレンド判定の細かな変化を抑えられる点です。



MAのシフト機能は、移動平均線を左右に移動させることができます。既に確定している値でトレンドの変化やシグナルの発生、MAのクロスなどを確認したい場合に有効です。MTF-MAの場合は上位足単位でのシフトが可能となっています。

週足や月足のMTF-MAでシフトを用いると、若干のズレが生じます。これは1週間が月をまたいだり、1ヶ月の日数が月によって異なるためです(28,30,31日など)。MAの計算が間違っている訳ではありません。



MTF-MA_Si_v2のパラメータ設定

ここではMTF-MA_Si_v2のパラメータについて説明します。


Time_Frame
移動平均線の時間足を Current ~ 1MNの範囲で設定します。「Current」を選択すると通常の移動平均線が表示されます。



Main_MA_Period
MAの期間を設定します。


Slow_MA_Period
MAを更に平均化したい場合に使用します。デフォルトでは「1」となっており、通常のMAが描画されます。



MA_MTF_Shift
MAを左右にシフトします。通常のMAをシフトする場合はこちらで設定してください。



MA_MTF_Shift
MTF_MAを左右にシフトします。上位時間足単位でシフトします。例えば 1分足のチャートに 表示した 5分足の移動平均線で 「1」と設定すると、MAがローソク足 5本分だけ右へシフトします。

この時 MA_Shiftに「1」と入力してあると、入力値が合算されて MAが 6本分だけ右へシフトしますので注意してください。



MA_Method
移動平均線の線種を以下の 4種から選択します。

SMA(単純移動平均線)
EMA(指数平滑移動平均線)
SMMA(平滑移動平均線)
LWMA(加重移動平均線)



MA_Applied_Price
MAの適用価格を選択します。デフォルトでは終値が選択されています。



Line_Width
ラインの太さを「W1 ~ W5」の中から選択します。


MA_Line_Style
ラインのスタイルを選択します。通常のライン以外を使用したい場合は、ラインの太さを W1にしてください。



Up_Trend_Color / Down_Trend_Color
上昇トレンド / 下降トレンド時のラインの色を選択します。MTF-MAをスロープにした状態では 1色表示(上昇トレンド色)になります。



Draw_Line_Type
MTF-MAの描画方法を選択します。

Step_Channel  =  MAを通常の階段状で描画します。

Smooth_Slope  =  MAを滑らかなスロープ状で描画します。



Digits_
MAにポップアップ表示される価格の、小数点以下の桁数を設定します。



Custom_Bars
チャート上に描画される MAの本数を設定ます。通常のMAでの最大描画本数は、ローソク足の本数からMA+Slow_MAの設定期間を引いた本数です。

MTF-MAの場合の最大描画本数は、上位時間足の本数や現在のチャート時間により異なります(実際に描画して確認してください)。最低描画本数は 5本です。





MTF-MA_Si_v2.4のダウンロードはこちらです。

MTF-MA_Si_v2.4.ex4  (2022/2/25 修正)



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