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Wilder's DMI / ADX (マルチタイムフレーム)

Wilder's DMIはADX、DIの計算に修正平均を用いている指標です。この後の説明がややこしくならないように、以下Wilder's ADXとします。






上図の上段にはWilder'sのADXを 下段にはMT4のADXを表示しています。WilderのADXの方が、±DIの混線が少なくADXの波形も安定しています。

WilderのADXではADXの傾斜でトレンドの有無を判定するよりも、一定レベル(20とか)を超えていたら何かしらのトレンドが出ていると判断して使用した方が使い易いと思います。


MT4のADXは計算過程での平均化にEMAを用いていますが、WilderのADXは修正平均を用いて計算しています。また、±DIの求め方も通常のADXとは若干異なります。

Wilderの±DIの差は、通常のMACDと大差ありません。Wilder's ADXを 14日に設定した場合、通常のMACDの短期・長期EMAをそれぞれ 5、9日に設定すると±DIの差とほぼ一致します。なので±DIが見辛い場合はMACDを代用すると良いかもしれません。





Wilder's DMI/ADX のパラメータ設定

Time_Frame
ADXの時間軸を設定します。全ての時間足は「分単位」で設定しますが、MTF表示で使用しない場合はそのままか「0」で良いです。

5分足 = 5     15分足 = 15     30分足 = 30     1時間足 = 60

4時間足 = 240     日足 = 1440     週足 = 10080     月足 = 43200




ADX_Period
ADXの計算期間を設定します。




Level
ADXのトレンド判定に用いるラインの数値を設定します。ADXがこのラインを超えている場合は、DIの数値が大きい方向にトレンドが発生していると判断すると良いと思います。




Show_Dmi_Only
DMI (±DI)のみを表示するかどうかを設定します。









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