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Detrended Synthetic Price (DSP) Series (MT4 / MT5)

Detrended Synthetic Price(Detrended Synthetic Oscillator)はMACDを複数の階層に分割し、色分けした指標です。


上図ではDetrended Synthetic Price(以下DSP)のメインラインが各レベル毎に色分けされています。このメインラインはMACDです。

但し、通常のMACDとは若干異なり、2本のEMAの期間は同一で係数の重み付けが2:1の比になっています。DSPはこのMACDラインを様々なレベルラインで分割し、ポジションの位置取りによって優位性を高めようとしているようです。



上図の下段には、デフォルトで表示されているDSPとレベルラインを視覚的に見易くしたインジケータを表示しています。DSPを元に作成した2本のレベルラインにより、DSPが3分割されているのが確認出来ます。

構造は以前に紹介したT3-Floating_Levels(以下T3-F)と類似しているので、オレンジ・緑色のラインを実質的なトレンドライン、雲内部をノイズと捕らえて用いるのではないかと思われます。


T3-Fと比較すると雲の形成条件にクセがあり融通が利かない面があるので、トレードチャンスは多少減りそうです。利の少なさを回転率で補うタイプのトレードには不向きでしょう。

移動平均線や通常のMACD、中期~やや長期のストキャスティクス等を補助指標として用いると、良い位置でポジションが持てると思います。


DSPはこの他に 3種のレベル分けが可能ですので、色々と弄ってみて下さい。メイントレートとは別にコツコツと積み重ねるトレード用として用いるのが良いかもしれません。


また、DSPインジケータは3つのタイプが用意されており、上図のようにメインチャートに描画する「バーチャート形式」、サブウィンドウに描画する「オシレーター形式」、「ヒストグラム形式」があります。用途・好みに応じてダウンロードして下さい。


Detrended Synthetic Priceのパラメータ設定

DSP period
DSPの期間を設定します。これはMACDの長期EMAの期間に該当します。


DSP price
DSPの適用価格を設定します。


Signal period
Signalの期間を設定します。これはMACDの短期EMAの期間に該当します。ですから、期間の設定は「Signal < DSP」で設定して下さい。


Change color on :
DSPの分割方法を 4種類の中から選択します。

Change color on zero cross
0ラインの上下で色分けします。


Change color on levels cross
雲の出口 ~ 雲の入り口までを雲の上下別に、更に雲の内部の 3種で色分けします。


Change color on opposite levels cross
0ラインを超えた雲の出口 ~ 0ラインを超えた雲の出口までを色分けします。実際に確認した方が早いと思います。


Change color on slope change
トレンド別に色分けします。




インジケータファイルは3種類に分けられています。

Detrended_Synthetic_Price_dbarsf.mq4 (バーチャート形式)

Detrended_Synthetic_Price_goscillators.mq4 (オシレーター形式)

Detrended_Synthetic_Price_0histos.mq4 (ヒストグラム形式)


こちらはMT5用になります。

Detrended_Synthetic_Price_dbarsf.mq5 (バーチャート形式)

Detrended_Synthetic_Price_goscillators.mq5 (オシレーター形式)

Detrended_Synthetic_Price_0histos.mq5 (ヒストグラム形式)



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