ケルトナーATRバンドは移動平均線にATRベースのラインを2本引いた帯状のインジケーターです。ATRはの価格のボラティリティを測る数値のことで、相場の活発さを示すものさしとして利用されています。
チャートにケルトナーバンドを表示しています。バンド幅は大きめにとり、大体の値動きがバンド内に収まるよう設定しています。通常のケルトナーバンドは中央ラインがありませんが、このインジケーターは中央ラインの表示が可能です。
MAPeriod
中央の移動平均線の計算期間を設定します。
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このATRを移動平均線の上下に配置することにより、ある程度の周期で変動を繰り返す価格の水準を把握できるようにしています。標準偏差を利用したボリンジャーバンドと同じ系統のインジケーターですが、ケルトナーATRバンドの方がバンド幅の安定度が高めです。
バンドの主な用途は利食いや損切りの目印です。他の主要インジケーターと組み合わせてシグナルの1つとしても利用できます。
ケルトナーATRバンドのパラメータ設定
MAPeriod
中央の移動平均線の計算期間を設定します。
ATR_Period
ATRバンドの計算期間を設定します。
ATRmag
ATRの倍率を設定してバンドの幅を変更します。特に決められた値は無いので、色々と試して使いやすい幅に設定して下さい。
AppliedPrice
センターラインとバンドの計算をする際の、適用価格を選択します。適用価格は以下の7種の中から選びます。
Close 終値
Open 始値
High 高値
Low 低値
Median_Price (High + Low)/2
Typical_Price (High + Low + Close)/3
Weighted_Price (High + Low + 2*Close)/4
MAMethod
移動平均線の線種を選択します。以下の4種の中から選びます。
SMA(単純移動平均線)
EMA(指数平滑移動平均線)
SMMA(平滑移動平均線)
LWMA(加重移動平均線)
EMA(指数平滑移動平均線)
SMMA(平滑移動平均線)
LWMA(加重移動平均線)
BandsShift
ケルトナーATRバンドを左右にシフトさせます。正の値で右、負の値で左にシフトします。
Use_CenterLine
センターラインの表示設定です。falseで非表示になります。
インジケーターのダウンロードは以下のリンクから行えます。
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