ADXm_v3-SはADXm_v2-SにT3移動平均線を適用して波形を滑らかにした指標です。これによりラグを抑えつつ、波形の乱れを若干軽減させています。こちらはアラート機能はありません。
ADXm_v3-Alertsはアラート機能を搭載したもので、ADXm-v2-Sより多少マシになっています。
また、ADXm、DIのMAを表示可能にしました。
上図の上段に表示しているのがADXm_v2-S、下段がADXm_v3-Sです。今回の改良でパラメータを色々と修正しています。
ADXmは相場のボラティリティを示す事に特化したADXに再度方向性を持たせた指標で、他のオシレータ系の指標とは異なり上・下限が無い為、順張り・逆張りに対応し易い柔軟性を持ち合わせています。
この点と反応の速さはCCIと共通してはいるものの、CCIと同様に波形の荒さがネックとなっており、トレンドの転換をメインシグナルとして用いるには難しい面があります。
この点を改善する為には単にADXmの設定期間を長くするか、フィルタ等を適用する方法があるのですが、いずれの方法もADXmの利点である反応の速さを消してしまうので、単純にラグの少ないT3移動平均線をADX内に組み込むことにしました。
上図の指標を比較すると、v3-Sの指標はラグを抑えつつ細かな転換を軽減しているのが確認出来ると思います。
ADX_Mode
ADXの計算内に適用する移動平均線の線種を「EMA」か「T3-MA」から選択します。
Show_MA
ADXm・DIの移動平均線を使用するかどうかを選択します。
DisUse ・・・ MAを使用しません。
ADXm_MA ・・・ ADXmのMAを表示します。
DI_MA ・・・ DIのMAを表示します。
MA_Period
移動平均線の期間を設定します。
MA_Line_Style
移動平均線のラインスタイルを設定します。
MA_Method
移動平均線の線種を選択します。
SMA(単純移動平均線)
EMA(指数平滑移動平均線)
SMMA(平滑移動平均線)
LWMA(線形加重移動平均線)
MA_Line_Width
移動平均線の太さを「M1 ~ M5」の中から選択します。ラインスタイルを変更するには「M1」を選択する必要があります。
MA_Color
移動平均線の色を選択します。
ADXmの設定はここまでです。ここから先はアラート設定の説明になりますので、必要の無い方は読み飛ばしても構いません。
「Trend_Alert」のみ「true」を選択している場合
トレンドの切り替わり時に矢印が表示されます。
Up_Trend_Arrow_Code / Down_Trend_Arrow_Code
矢印のスタイルを変更します。矢印のスタイルは「32 ~ 255」の数字を入力して選択します。
数字に対応した記号の種類が分からない場合は、この記事の最後に書いてあるリンク先から「Arrow_Codes」をダウンロードして下さい。
Arrow_Up_Sign_Color / Arrow_Down_Sign_Color
矢印の色を変更します。
ファイルは下記のリンクからダウンロード出来ます。不具合等がありましたら教えて頂けると非常に助かります。
ADXm_v3-Alertsはアラート機能を搭載したもので、ADXm-v2-Sより多少マシになっています。
また、ADXm、DIのMAを表示可能にしました。
上図の上段に表示しているのがADXm_v2-S、下段がADXm_v3-Sです。今回の改良でパラメータを色々と修正しています。
ADXmは相場のボラティリティを示す事に特化したADXに再度方向性を持たせた指標で、他のオシレータ系の指標とは異なり上・下限が無い為、順張り・逆張りに対応し易い柔軟性を持ち合わせています。
この点と反応の速さはCCIと共通してはいるものの、CCIと同様に波形の荒さがネックとなっており、トレンドの転換をメインシグナルとして用いるには難しい面があります。
この点を改善する為には単にADXmの設定期間を長くするか、フィルタ等を適用する方法があるのですが、いずれの方法もADXmの利点である反応の速さを消してしまうので、単純にラグの少ないT3移動平均線をADX内に組み込むことにしました。
上図の指標を比較すると、v3-Sの指標はラグを抑えつつ細かな転換を軽減しているのが確認出来ると思います。
上図のようにADXmの移動平均線やDIの移動平均線を表示する事が可能です。
ADXm_v3-Sのパラメータ設定
パラメータは細かな設定を可能にしているので数が多いのですが、半分はアラート関連なのでアラートを使用しなければ最後まで見る必要は無いと思います。ADX_Mode
ADXの計算内に適用する移動平均線の線種を「EMA」か「T3-MA」から選択します。
ADX_Period
ADXの期間を設定します。デフォルトではADX同様 14に設定してあります。v2-Sとは異なり転換のサイクルが長くなったので、長期設定で使用するメリットは減ったと思います。
ADX_Line_Width
ADX_Line_Width
ADXmのラインの太さを「 A1 ~ A5 」から選択します。最後の「A_」はエラー回避の為に入れてあります。選択すると「A1」に設定されます。
Up_Trend_Color / Down_Trend_Color
ADXmの上昇・下降トレンド時のラインの色を設定します。
Up_Trend_Color / Down_Trend_Color
ADXmの上昇・下降トレンド時のラインの色を設定します。
Show_DI
DIの表示・非表示を設定します。
DI_Line_Width
DIのラインの太さを「 D1 ~ D5 」から選択します。
DI_Line_Style
DIの線種を選択します。ラインや点線等に変更する事が出来ます。
DI_Color
DIラインの色を設定します。
DI_Color
DIラインの色を設定します。
Show_MA
ADXm・DIの移動平均線を使用するかどうかを選択します。
DisUse ・・・ MAを使用しません。
ADXm_MA ・・・ ADXmのMAを表示します。
DI_MA ・・・ DIのMAを表示します。
MA_Period
移動平均線の期間を設定します。
MA_Line_Style
移動平均線のラインスタイルを設定します。
MA_Method
移動平均線の線種を選択します。
SMA(単純移動平均線)
EMA(指数平滑移動平均線)
SMMA(平滑移動平均線)
LWMA(線形加重移動平均線)
MA_Line_Width
移動平均線の太さを「M1 ~ M5」の中から選択します。ラインスタイルを変更するには「M1」を選択する必要があります。
MA_Color
移動平均線の色を選択します。
ADXmの設定はここまでです。ここから先はアラート設定の説明になりますので、必要の無い方は読み飛ばしても構いません。
アラートのパラメータ設定
Alert_Type
使用するアラートの種類を選択します。
DisUse ・・・ アラートを使用しません。
Level_Alert ・・・ ADXmが一定水準に達した際にアラートを作動させます。
Trend_Alert ・・・ 上昇・下降トレンドの切り替わり時にアラートを作動させます。
DisUse ・・・ アラートを使用しません。
Level_Alert ・・・ ADXmが一定水準に達した際にアラートを作動させます。
Trend_Alert ・・・ 上昇・下降トレンドの切り替わり時にアラートを作動させます。
Alert_Upper_Level / Alert_Lower_Level
アラートを作動させる水準を設定します。数値は正負の値を取ります。
Use_DI_Alert
DIでアラートを使用するかどうかを設定します。
Use_DI_Level
アラートを作動させる水準を設定します。
Real_Time_Alert
アラートを作動させるタイミングを設定します。
「true」 ・・・ ADXmが設定水準に達した時点でアラートが作動します。
「false」 ・・・ 時間足が確定した時に ADXmが設定水準に達している場合、アラートが
作動します。実際にアラートが作動するのは次の時間足の始値です。
Use_Alert_Message
アラート作動時に表示されるメッセージ画面を使用するかどうかを設定します。「false」を選択するとアラート音のみになります。
アラート作動時に表示されるメッセージ画面を使用するかどうかを設定します。「false」を選択するとアラート音のみになります。
Use_Arrow
「Level_Alert」、「Trend_Alert」が作動した際に、矢印を表示させるかどうかを設定します。表示のタイミングは以下の通りです。
「Level_Alert」、「Trend_Alert」の両方で「true」を選択している場合
設定水準に達した時、トレンドの切り替わり時に矢印が表示されます。
「Level_Alert」のみ「true」を選択している場合
設定水準に達した時に矢印が表示されます。
「Level_Alert」、「Trend_Alert」の両方で「true」を選択している場合
設定水準に達した時、トレンドの切り替わり時に矢印が表示されます。
「Level_Alert」のみ「true」を選択している場合
設定水準に達した時に矢印が表示されます。
「Trend_Alert」のみ「true」を選択している場合
トレンドの切り替わり時に矢印が表示されます。
Arrow_Size
矢印のサイズを設定します。
Draw_Point
矢印の描画する地点を設定します。現在のADXmの値を 0として、ADXmから上下に何ポイント離れた場所に描画するかを決めます。
Arrow_Delete
一定期間経った矢印の表示・非表示を設定します。
「true」 = 設定期間を超えた矢印は非表示になります。
「false」 = 過去の矢印が全て表示されます。
Arrow_Delete_Time
矢印を非表示にするバーの数を設定します。「1」に設定すると矢印が描画された次の足で消えます。
Up_Trend_Arrow_Code / Down_Trend_Arrow_Code
矢印のスタイルを変更します。矢印のスタイルは「32 ~ 255」の数字を入力して選択します。
数字に対応した記号の種類が分からない場合は、この記事の最後に書いてあるリンク先から「Arrow_Codes」をダウンロードして下さい。
Arrow_Up_Sign_Color / Arrow_Down_Sign_Color
矢印の色を変更します。
Use_Custom_Bars
ADXmの描画数を変更出来るようにするかどうかを設定します。
「true」 = 変更可能、 「false」 = 変更不可。チャート全体に描画されます。
Custom_Bars
ADXmの描画数を設定します。最小描画本数は100本です。
ADXm_v2-Sの記事にも書きましたが、アラートを使用する際は、使用したい時間足上で設定して下さい。全てを使用すると煩いので必要の無いものは切っておいた方が良いと思います。ファイルは下記のリンクからダウンロード出来ます。不具合等がありましたら教えて頂けると非常に助かります。
ADXm_v3.1-S.ex4 (アラート機能なし)
6 $type={blogger}
Click here for $type={blogger}ADXm_v3_A は 滑らかな表示で、使い易いですね、出来れば v1.1のような CCI の表示が出来るものが あれば良いと思うのですが? ご検討いただければ といの お願いです
Reply>kimuraさんへ
Reply実はCCIを付けた物を途中まで作成した事があるのですが、中々上手く行きませんでした。
再度作成してみますので、上手く行ったら記事にしようと思います。出来なかったらすみません。
早速の、ご高配ありがとうございます、(CCI使う場合ADXmのColorSignalのみの組み合わせが見易い様に感じています)更なるお願いなのですが、ADXm v1 or v3 の ColorSignal転換点をメインチャート上に矢印表示(できればパラメーターで丸他を選択可能に)できるものも、ご検討いただければ幸いです、 個人的には ADXmの色転換点をメインチャートにArrow等で表示し、サブチャートでCCIの0 & ±20~50のLineブレイクor反転を見る、表示がスッキリするように思っています、勝手なお願いですが、宜しくお願いします
Replyこんにちわ、初めまして!
Reply以前ダウンロードして、ずっと使用しております。
素晴らしいインジケーターで大変助かっております。
本当に有難うございます(*^_^*)
>kimuraさん
Reply大変お待たせして申し訳ないです。ADXm系のインジケーター全般の見直しをしなければ完成する事が出来なかったので時間が掛かってしまいました。
細かい所を微調整し終えたら試作品を見て頂きたいので「お問い合わせ」にあるメールフォームから返事を頂けると助かります。
>MT4さん
Replyこちらこそありがとうございます。現在ADXm系のインジケーターを全般的に修正しています。体感的には変わらないかもですが軽量化されています(多分)。完成したら記事を掲載して行こうと思いますので、よかったら使用してみて下さい。
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