MTF-MA_V3.0はMTF-MA_v2の改良指標で、多時間足の描画・ラインの描画スタイル等を可能にした物です。
試作品段階なので幾つかのパラメータをまだ付けていないのと、若干重たいです。移動平均線自体は完成しているので問題ありません。
上図では1時間足のチャートに 8時間足の移動平均線(EMA)を表示しています。
ラインの描画スタイルを変更してラインを若干滑らかにする事も可能です。
今回のMTF-MAには カスタム時間足の誤差が出易いという、ちょっとした問題があります。計算自体には問題が無いのですが、ローソク足が抜けていたりすると抜けている本数、その間の価格幅が影響して正確に描画されない部分が出たりします(一応、データが抜け落ちている場合は直近のデータを拾うようにはしてあります)。
具体的な誤差の大きさですが、通常のボラティリティにおける誤差は1分足や5分足の短期であれば±1ポイント程度の誤差なので問題は無いと思います。変動の大きな部分での欠落に関しては、描画するチャートの時間足と上位時間足との差に比例して大きくなる傾向にあり、1分足に4時間足以上の足を描画すると 5ポイント前後の乖離があったりします。
とは言うものの、5ポイント前後の誤差は設定期間を1日変えた時の差よりも小さいので多分大丈夫だと思っていたりしてます(この問題に関してはローソク足の欠落を補って頂ければ解決します)。
他によい解決方法があるのかもしれませんが、私の力ではここまでが限界です。すみません。あと、適用価格は「Close」のみとなっています。
MA_Shift
移動平均線を左右へシフトします。正負の値を入力して下さい。正の値を入力すると移動平均線が右へ、負の値を入力すると左へシフトします。デフォルトでは 0に設定してあります。
Line_Width
移動平均線の太さを設定します。ラインの太さは L1~L5 の中から選択します。一番下の「_」はエラー回避の為に入れているだけなので気にしなくて良いです。選択するとL1に設定されます。
Line_Style
移動平均線の描画方法を選択します。「Line_Width」で「L1」を選択した場合のみ変更可能です。直線を点線等に変更する事が出来ます。
Line_Color
描画されるラインの色を設定します。こちらも選択式です。
Draw_Line_Type
描画するMTFラインの線種を選択します。
Step_Channel
通常のMTFで描画される階段状のラインです。
Smooth_Slope
MTFラインを滑らかに描画します。新しい時間足に切り替わった直後はラインが激しく折れ曲がって表示されますが、これは不具合によるものではありません。
これは、階段状のラインをベースに作成している為で、時間経過共に右へスライドして伸びて行くので最終的には平滑的なラインが描画されます。
Decimal_Place
表示される価格の、小数点以下の桁数を設定します。通貨によって単位が異なるので使用し易いように設定して下さい。価格はラインにカーソルを乗せた際に出てくるポップアップ画面に表示されます。
Use_Custom_Bars
インジケータの描画本数を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトでは「true」に設定してあります。
「true」 = 変更可能。
「false」 = 変更不可。全ての足に描画されます。
Custom_Bars
インジケータの描画本数を設定します。「Use_Custom_Bars」を「true」に設定している場合のみ適用されます。
デフォルトでは「2,880」に設定してありますので、1分足で2日分のラインが描画されます。最低描画本数は 約1,000本です。
インジケータファイルは以下のリンクからダウンロード出来ます。不具合に関してはいつもの通りですので発見しましたらご報告頂けると非常に助かります。
完成品は何時になるかは未定なのですが、完成したら記事を書いておきます。
MTF_MA_v3.0.ex4
関連指標: MTF-MA MTF_MA_v2 MTF-MA_3Lines_v1
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試作品段階なので幾つかのパラメータをまだ付けていないのと、若干重たいです。移動平均線自体は完成しているので問題ありません。
上図では1時間足のチャートに 8時間足の移動平均線(EMA)を表示しています。
ラインの描画スタイルを変更してラインを若干滑らかにする事も可能です。
今回のMTF-MAには カスタム時間足の誤差が出易いという、ちょっとした問題があります。計算自体には問題が無いのですが、ローソク足が抜けていたりすると抜けている本数、その間の価格幅が影響して正確に描画されない部分が出たりします(一応、データが抜け落ちている場合は直近のデータを拾うようにはしてあります)。
具体的な誤差の大きさですが、通常のボラティリティにおける誤差は1分足や5分足の短期であれば±1ポイント程度の誤差なので問題は無いと思います。変動の大きな部分での欠落に関しては、描画するチャートの時間足と上位時間足との差に比例して大きくなる傾向にあり、1分足に4時間足以上の足を描画すると 5ポイント前後の乖離があったりします。
とは言うものの、5ポイント前後の誤差は設定期間を1日変えた時の差よりも小さいので多分大丈夫だと思っていたりしてます(この問題に関してはローソク足の欠落を補って頂ければ解決します)。
他によい解決方法があるのかもしれませんが、私の力ではここまでが限界です。すみません。あと、適用価格は「Close」のみとなっています。
MTF-MA_v3.0のパラメータ設定
今回は試作品と言う事で日記に書いています。なので、パラメータ設定に関しては簡潔に記述させて頂きます。
Time_Frame
作成する移動平均線の時間足を設定します。設定は選択式になっています。デフォルトでは「Current」に設定されていますので、通常の移動平均線が描画されます。
上位時間足を使用する際の設定方法は以下の条件を踏まえて選択して下さい。
・チャートの時間足の倍数である値を選択する。
ここで言う時間足とは「分足」の事です。1時間足なら 60、日足は1,440、週足は10,080、月足は43200です。例えば 8時間足は 480で 1時間足(60)の倍数ですから、1時間足のチャートに表示することが可能ですが、 1時間30分足は分足にすると 90なので 1時間足では表示する事が出来ません。
誤った選択をした場合は通常の移動平均線が表示されます。
MA_Period
MA_Method
使用する移動平均線の種類です。設定は選択式になっており、以下の 4種から選択します。
Simple(単純移動平均線)
Exponential(指数平滑移動平均線)
Smoothed(平滑移動平均線)
Linear_Weighted(加重移動平均線)
作成する移動平均線の時間足を設定します。設定は選択式になっています。デフォルトでは「Current」に設定されていますので、通常の移動平均線が描画されます。
上位時間足を使用する際の設定方法は以下の条件を踏まえて選択して下さい。
・チャートの時間足の倍数である値を選択する。
ここで言う時間足とは「分足」の事です。1時間足なら 60、日足は1,440、週足は10,080、月足は43200です。例えば 8時間足は 480で 1時間足(60)の倍数ですから、1時間足のチャートに表示することが可能ですが、 1時間30分足は分足にすると 90なので 1時間足では表示する事が出来ません。
誤った選択をした場合は通常の移動平均線が表示されます。
MA_Period
移動平均線の期間を設定します。
MA_Method
使用する移動平均線の種類です。設定は選択式になっており、以下の 4種から選択します。
Simple(単純移動平均線)
Exponential(指数平滑移動平均線)
Smoothed(平滑移動平均線)
Linear_Weighted(加重移動平均線)
MA_Shift
移動平均線を左右へシフトします。正負の値を入力して下さい。正の値を入力すると移動平均線が右へ、負の値を入力すると左へシフトします。デフォルトでは 0に設定してあります。
Line_Width
移動平均線の太さを設定します。ラインの太さは L1~L5 の中から選択します。一番下の「_」はエラー回避の為に入れているだけなので気にしなくて良いです。選択するとL1に設定されます。
Line_Style
移動平均線の描画方法を選択します。「Line_Width」で「L1」を選択した場合のみ変更可能です。直線を点線等に変更する事が出来ます。
Line_Color
描画されるラインの色を設定します。こちらも選択式です。
Draw_Line_Type
描画するMTFラインの線種を選択します。
Step_Channel
通常のMTFで描画される階段状のラインです。
Smooth_Slope
MTFラインを滑らかに描画します。新しい時間足に切り替わった直後はラインが激しく折れ曲がって表示されますが、これは不具合によるものではありません。
これは、階段状のラインをベースに作成している為で、時間経過共に右へスライドして伸びて行くので最終的には平滑的なラインが描画されます。
Decimal_Place
表示される価格の、小数点以下の桁数を設定します。通貨によって単位が異なるので使用し易いように設定して下さい。価格はラインにカーソルを乗せた際に出てくるポップアップ画面に表示されます。
Use_Custom_Bars
インジケータの描画本数を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトでは「true」に設定してあります。
「true」 = 変更可能。
「false」 = 変更不可。全ての足に描画されます。
Custom_Bars
インジケータの描画本数を設定します。「Use_Custom_Bars」を「true」に設定している場合のみ適用されます。
デフォルトでは「2,880」に設定してありますので、1分足で2日分のラインが描画されます。最低描画本数は 約1,000本です。
インジケータファイルは以下のリンクからダウンロード出来ます。不具合に関してはいつもの通りですので発見しましたらご報告頂けると非常に助かります。
完成品は何時になるかは未定なのですが、完成したら記事を書いておきます。
MTF_MA_v3.0.ex4
関連指標: MTF-MA MTF_MA_v2 MTF-MA_3Lines_v1
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1時間チャートに12HMA、5分チャートに1HMAを表示させていますが今の所きちんと表示され、特に不具合は感じません^^
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