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MTF-ADXm_v2.1

MTF-ADXm_v2.1は ADXmをマルチタイムフレーム表示する指標です。MTF-ADXm_v1の改良版になります。

v_2.1はアラート機能の無いv2.1-Sと、機能ありのv2.1-Alertsに分かれています。また、動作の安定性を重視してMTF使用時の描画本数に制限を設けています。


また、1分足に1ヶ月のADXmを描画しても画面には 1本のラインが表示されるだけで殆ど意味がなく重たいので通常のADXmが表示されるようにしてあります。これは 1ヶ月足に限らず、他の時間足にも適用しています。






上図では15分足のチャートに1時間足のMTF-ADXmを表示しています。

MTF-ADXm_v2.0で可能になった設定は主に以下の通りとなります。


ADXmの平滑化選択(EMAかT3-MA)
DIの平均化
ADXmのトレンド変化・設定レベルでの矢印表示
矢印の記号変更・スタイル変更
ADXmのトレンド変化・設定レベル別のアラート
DIのアラート
ADXm・DIのアラート音の個別設定


色々と詰め込んだ形となったので、トレンド変化の矢印は上下の矢印から単一の記号へとグレードダウンしています。それを補う為に、サウンド音を個別に設定出来るようにしました。

独自に作成したアラート音を使用する事も可能です。また、パラメータが増えたので、矢印以外のスタイル設定はメインパラメータから外してあります。




MTF-ADXm_v2.1のパラメータ設定

Time_Frame
作成するADXmの時間足を設定します。設定は選択式で、通常のADXmとして用いる場合は「Current」を選択して下さい。

先述した通り、表示しても意味のない時間足は通常のADXmが描画されます。その条件は以下の通りです。


日足のADXm ・・・ 1分足には表示されません。
週足 ・・・ 30分足以下には表示されません。
月足 ・・・ 1時間足以下には表示されません。





ADX_Period
ADXの期間を設定します。デフォルトではADX同様 14に設定してあります。ADX_Modeで「T3-MA」を選択した場合はADXmの転換サイクルが長くなるので、長期設定で使用するメリットは少ないと思います。





ADX_Mode
ADXの計算内に適用する移動平均線の線種を「EMA」か「T3-MA」から選択します。

EMA」 ・・・・・ 通常のADXと同様の計算方式。EMAで平滑化しています。

T3-MA」 ・・・ ADXをT3-MAで平滑化。トレンド変化のノイズを軽減しています。





Show_DI
DIの表示・非表示を設定します。





DI_Period
DIを平滑化する期間を設定します。デフォルトでは「1」に設定してあるので、通常のDIが描画されます。




ADXmの設定はここまでです。ここからはアラート設定の説明になります。

アラートのパラメータ設定

Alert_Type
アラートを使用するかどうか、アラートの種類を選択します。選択肢は以下の通りになります。

Level_Alert
ADXmが任意の水準に達した場合にアラートを作動させます。

Trend_Alert
ADXmのトレンドが変わった時にアラートを作動させます。

Disuse
アラートを使用しない場合に選択します。





Real_Time_Alert
アラートを作動させるタイミングを設定します(これはDIアラートも含まれます)。

「true」 ・・・ ADXmが設定水準に達した時点でアラートが作動します。

「false」 ・・・ 時間足が確定した時に ADXmが設定水準に達している場合、アラートが
                作動します。実際にアラートが作動するのは次の時間足の始値です。





Alert_Upper_Level / Alert_Lower_Level
アラートを作動させる水準を設定します。数値は正負の値を取ります。




Use_Alert_Message
アラート作動時に表示されるメッセージ画面を使用するかどうかを設定します。「false」を選択するとアラート音のみになります。




Use_DI_Alert
DIでアラートを使用するかどうかを設定します。




Use_DI_Level
アラートを作動させる水準を設定します。




ADXm_Trend_Sound / Upper ・ Lower_Level_Sound / DI_Level_Sound
各サインの発生時に鳴るアラート音の種類を設定します。設定方法は以下の通りです。

ツール」→「オプション」→「音声設定」を開く。

有効にする」のチェックボックスにチェックを入れる。

使用するアラート音のベルマークに×がついている場合は、ダブルクリックして×印を消す。

メニュー内の「フォルダー名」にある「○○○.wav」の○○○部分をパラメータの「Alert」部分に入力する。


作成した音声ファイルを使用する場合はMT4のプログラムフォルダのサウンドフォルダに音声ファイルを保存し、パラメータの「Alert」部分にファイル名(.wavを除く)を入力します。

なお、音声ファイルの拡張子は「.wav」になります

また、2種類以上のアラート音を使用する場合は「Use_Alert_Message」を「false」に設定する必要がありますので注意して下さい。つまり、アラート作動時にアラートメッセージは表示されなくなります。



アラートの設定はここまでです。ここから先は矢印の説明になります。

矢印のパラメータ設定

Use_Arrow
Level_Alert」、「Trend_Alert」が作動した際に、矢印を表示させるかどうかを設定します。表示のタイミングは以下の通りです。

Level_Alert」、「Trend_Alert」の両方で「true」を選択している場合
設定水準に達した時、トレンドの切り替わり時に矢印が表示されます。

Level_Alert」のみ「true」を選択している場合
設定水準に達した時に矢印が表示されます。

Trend_Alert」のみ「true」を選択している場合
トレンドの切り替わり時に矢印が表示されます。




Arrow_Code
矢印のスタイルを変更します。矢印のスタイルは「32 ~ 255」の数字を入力して選択します。



数字に対応した記号の種類が分からない場合は、この記事の最後に書いてあるリンク先から「Arrow_Codes」をダウンロードして下さい。




Arrow_Size
矢印のサイズを設定します。数字を大きくするに従って矢印も大きくなります。




Draw_Point
矢印の描画する地点を設定します。現在のADXmの値を 0として、ADXmから上下に何ポイント離れた場所に描画するかを決めます。




Arrow_Delete
一定期間経った矢印の表示・非表示を設定します。


「true」 = 設定期間を超えた矢印は非表示になります。

「false」 = 過去の矢印が全て表示されます。




Arrow_Delete_Time
矢印を非表示にするバーの数を設定します。「1」に設定すると矢印が描画された次の足で消えます。




Arrow_Color
矢印の色を変更します。




Custom_Bars
ADXmの描画数を設定します。デフォルトでは「5,000」に設定してありますので、ローソク足5,000本分だけ描画されます。最小描画本数は100本です。描画本数の上限は8万本となります。これ以上はPCへの負担が大き過ぎるので増やせません。





アラートを使用する際は、使用したい時間足上で設定して下さい。全てを使用すると煩いので必要の無いものは切っておいた方が良いと思います。


ファイルは下記のリンクからダウンロード出来ます。不具合等がありましたら教えて頂けると非常に助かります。




MTF-ADXm_v2.1-S.ex4 (アラート機能なし)

MTF-ADXm_v2.1-Alerts.ex4 (アラート機能あり)

Arrow_Codes.jpg (記号一覧表)








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匿名
admin
2017年8月25日 22:59 ×

DLさせていただきました。
ありがとうございます。

Congrats bro 匿名 you got PERTAMAX...! hehehehe...
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