T3-Floating_LevelsはT3移動平均線にT3移動平均線を元に作成したバンドを表示した指標です。
また、T3移動平均線は基本的に 3色で表示され、「バンドの上部」、「バンド内」、「バンドの下部」別に色分けされます。色分けの方法はパラメータ設定で変更可能です。
上図のように、T3移動平均線とバンドが表示されます。バンドは一目均衡表の雲のような感じがします。バンドの実体はT3移動平均線をベースとしたHLバンドを平滑化したものに近いです。
また、T3移動平均線は基本的に 3色で表示され、「バンドの上部」、「バンド内」、「バンドの下部」別に色分けされます。色分けの方法はパラメータ設定で変更可能です。
T3-Floating_Levelsのパラメータ設定
Time_frame
タイムフレームの時間足を設定します。
T3_period
T3移動平均線の期間を設定します。
T3_hot
T3移動平均線の計算内で用いられる係数を設定します。基本的には 「0 ~ 1」の値を選択します。一般的には 「0.7」が用いられます。
T3_original_way?
T3移動平均線の計算方式を選択します。
Average_price
適用価格を設定します。
Color_change_on :
ラインの色分けを設定します。バンドの中心線、バンドの上端・下端、トレンドの変化別に色分けする事が可能です。
Period_for_finding_floating_levels
バンドの計算期間を設定します。平滑化したT3_MAベースのHLバンドと考えて設定してみて下さい。
Upper_level % / Lower_level %
バンドの幅を設定します。バンドの下端(頂点)が 「0%」、上端が「100%」です。両方の値を共に「50%」にすると中央値のみが破線で表示されます。
Turn_alerts_on?
アラートを使用するかどうかを設定します。
Alert_on_current_bar?
アラートをリアルタイムで作動させるか、ローソク足が確定してから作動させるかを設定します。
Display_messageas_on_alerts?
アラート作動時にチャート画面にメッセージを表示させるかどうかを設定します。
Play_sound_on_alerts?
アラート音を鳴らせるかどうかを設定します。
Send_email_on_alerts?
アラート作動時にメールを送信するかどうかを設定します。
Send_push_notification_on_alerts?
プッシュ通知の設定をします。
Interpolate_when_in_multi_time_frame_mode?
マルチタイムフレーム適用時における作動のタイミングを設定します。確認していないので不明ですが、恐らく上位時間足が確定してから作動させるかリアルタイムで作動させるかを設定するのだと思います。
T3-Floating_Levelsの使用方法
T3-Floating_Levelsの使用方法はあくまでも一例です。
バンドと移動平均線を用いてのトレードはブレイクアウト手法が分かりやすいと思います。価格水準の確認にストキャスティクスを用いています。
ストキャスティクスはStochastic_of_RSXを用いています。どちらの指標も平滑化されているので、任意の時間足における短・中期トレンドの一本釣りが良いと思います。
上図のように、T3移動平均線がバンド内に入る時、価格が雲の上にあり、ストキャスティクスが「0~20」の範囲から上昇している場合に買い注文を出します。ストップはトレーリングストップか、T3移動平均線を用います。売りの場合は逆の手順を踏みます。
こちらのチャートでも同様なケースを狙って注文を出します。黄色い丸の部分で決済します。決済方法は工夫してみて下さい。また、緑色の丸で囲った部分はストキャスティクスが先行して下げてしまっている為、見送ります。
例に挙げたようなトレードはシグナルが多く出るようにパラメータを設定し、それからダマシを削ってトレードの精度を上げていくのでは無く、初めから狙った部分だけをトレードし、それ以外の部分は無視するというスタンスなのでトレードの回数自体は少ないと思います。ですからEA等を組んで放置しておくと良いかもしれません。
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