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VIDYA(Variable Index Dynamic Average)

VIDYAはEMAから派生した平均線の一種です。EMAの定数αを改良した点はカウフマンの移動平均線と同様ですが、VIDYAは指数の計算に標準偏差を用いています。


上の図には (9-30)日VIDYA、9日EMA、30日EMAを表示しています。VIDYAは通常のEMAよりもトレンドの変化(戻り)が若干早い傾向にあり、ボラティリティの低下した相場では平坦になり易いといった特徴があります。


・VIDYAの計算式

定数 kを求めます。
 ( m ≦ n )
定数の計算に異なる2期間の標準偏差比を用いており、m日間の標準偏差が分子、n日間の標準偏差が分母になります。


次に、定数SCを求めます。

nではなく mを用いるので注意して下さい。

最後にVIDYAを求めます。

Close_t = 当日終値
VIDYA_y = 前日のVIDYA

k*SC = α」とするとEMAと同じである事が分かると思います。


・VIDYAのパラメータ

VIDYAのパラメータは以下の通りです。
period = 基準となるSMAの期間
histper = 指数の計算に用いるSMAの期間

period ≦ histperで使用して下さい。period = histperで用いると上の図の様に通常のEMAと一致します。


VIDYA.mq4

VIDYA.mq5


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